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たっぷりかけて、病的仕上がり★

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63美限定クロッキー帳買ってみた。
「美」ってかいてある。まんまだ。
そして記念すべき1ページ目にキラリン銀さん。
アニメ調とか目指してみた結果がっくし。



毛玉コンビ。
坂銀なの辰銀なのどっちが好きなのどっちでもいいよ。

泥たん。
金魚は落書き前の落書き。落書きの上に落書きするなよバカヤロー。

こんな夢を見た。

ただの白い部屋、
何もなくて、
誰もいない。


部屋の中央に椅子だけが置かれていて、私はそれに座っている。

その密閉された空間で私は安心しきっていた。
私が残りの一生を、この椅子に座り馬鹿みたいに過ごしたとしても誰もそれに気付くことなく。
狡獪な思考をもって蔑みと侮辱と怨憎の言葉を垂れ流しても、この白い部屋は已然白く目の前にある。



白い壁を見ながら、小学校の頃の誰かを思い出していた。
誰かと私は仲が良かった。
私は誰かが嫌いだった。
いや、私は誰かを嫌いになる程知らなかった。
私と誰かは話したことがあっただろうか。
そもそも私と誰かは会ったことがあっただろうか。
誰かって誰だろう。
忘れてしまえ、否、覚えてなどいない。

目の前の白は私の記憶さえも奪い取る。
私は秩序なく入り乱れる思考と記憶があたふたするのを、どこか他人事の様に眺めていた。



この部屋には椅子しかない。
窓も扉もないし、きっと外もない。
私はあと一週間もすれば、全ての記憶がなくなって、只の人形みたいにこの椅子の上に座っているのかもしれない。
それって死んだってことかな。
誰にも気付かれず、自分すら自分を知らないなんて、死んだってことだよな。
私、記憶はなくしたいけど死にたくはない。

そんな事を考えながら、死にゆく自分の体に恐怖した。
必死で別のことを考えようとしたけれど、最早思い出そうとしても何も思い出せず、というより思い出し方そのものを失ってしまったような、そんな感覚。

誰だよ、死ぬ時は自然と気持ちよくなる物質が出るとか言った奴。
苦しいなんてもんじゃねぇぞ。って何でこんなことだけ覚えてんだと思ってたら目が覚めた。

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