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たっぷりかけて、病的仕上がり★

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体育祭のヒーロー。
色差が・・・トホ。




11月は芸祭ですにょん。
玉と63の芸祭日程かぶってんだよ。




図像の精神史の授業。今回はカントからユングあたりの思想の話。
前の大学でもさんざやった部分だけど、この教授の視点は格別なんだよな。

教授は、哲学は延々と存在価値について論じていて、それは古代から何の進歩もしない堂々めぐりをしているだけだ。全くもって意味がない。
と言い切っている。

精神や思想を扱っているくせに全否定。それでいいのか。
というか、うん、私も教授に同感。

私は哲学そのものを否定しない。
哲学が取り扱っている只一つのテーマも否定しないし、
その只一つのテーマにこだわって悶々していることも否定しない。
けれど哲学を学問とするのは間違っていると思う。

学問は、誰かが導き出した結論を、どんどん受け継いで理解し、
それを更に検討し発展させていくことに意味がある。
ところがどっこい哲学とは?生きることについて右往左往か右顧左眄。
明確な一つの結論を導けない分野において、それが学問である必然性は皆無。

哲学なんて厳かな言葉になっているけど、
それは個人が各々で内包し、しっとり考えればいいじゃん。
私的論だけどショーペンハウアーなんて随分幼稚だと思うし。
わざわざ書籍にする程のものか?
なんて こんな事言うのはショーペンハウアの考えが嫌いだから。
人生が無目的な意思によって支配されてる、ってのは結構共感できるん。
でも他人に自殺すすめるならさっさと自分が死ねば良かったのに。
晩年は印税で随分な生活したみたいだけど、
あの人は結局 他人の目が自分に注目しない限りは、
全てを無目的無価値でくくっていただけだ。

思想うんぬんでいうなら、
カントでもヘーゲルでもニーチェでもハイデガーでもフロイトでもなく
やっぱドストエフスキーだよな。
彼の小説は彼の思考と精神の結晶だよ。言葉が痛いんだよ。
何か直接 深層にぐりぐりくるから。

ということでまさかのドストエフ落ちでしたっ。
皆読め!

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