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たっぷりかけて、病的仕上がり★

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後退することも 進展することもなく
その瞬間に いつまでも 在れたらいいのに。

例えば 人生で一番理想的な瞬間が 一刻前にあったとして。

それを自分で知ってしまったとして。

それ以上の理想がない未来を、

人は生きられるのだろうか。

過去になった理想を

いつまでも振り返って

ただ求めるだけに 生きてしまわないだろうか。



実際は、人は未来なんて分からないから。
たとえ本当にこの先にそれ以上の至福瞬間が存在していないとしても
何ら臆することなく生きる。

人は 未来に絶え間なく見続ける希望を呼吸している。
希望ってのは、
超感覚的で自己生産的で主体も客体も混ざり合った醜塊で、
それでも希望が捨てられないのが人間で。
死ぬその瞬間すら
生きることから解放されるだろう希望を抱えている。


どう考えても 生きる事の明確な意図は見つからないよね。
それは古代ギリシャの哲学者とか もっともっと昔の人も皆考えてきていて
それでもよく分からないことで
だから 自分なりに納得して生きていくしかなくて
私は 在ること を考えるたびに 不思議な感覚になるんだ。

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